身体や顔にできたホクロやイボ、皮膚腫瘍(できもの)。当院では日帰り手術で除去が行えます。
ホクロ・イボ治療・皮膚腫瘍については、下記ページをご覧ください。
施術方法
ホクロ、イボ、皮膚腫瘍の手術は主に次の方法で行います。
- 保険適応
- 切除・縫合法、くりぬき切除法
- 自由診療
- レーザー治療
※レーザー治療は、比較的小さな皮膚腫瘍(3mm以下程度)にしか行えません。
日帰り手術の流れ
2.問 診
ご来院のうえ、問診票に腫瘍の経過などをご記入ください。
3.診 察
ホクロやイボ、皮膚腫瘍を触診やダーマスコピー(拡大鏡)を用いて診断します。
4.検 査
手術が必要な場合、採血や超音波エコー検査などを行います。
悪性が疑われる皮膚腫瘍の場合は、腫瘍の一部を採取して病理検査を行います。
5.手術日の決定
可能な限り患者様の都合にあわせて手術日を調整します。
また、軽微なものの場合は、診察日に除去を行うこともあります。(例:小さなホクロの除去など)
6.手 術
施術時間は約20分程度です。
手術時には局所麻酔を行います。
7.術後検診
抜糸や消毒、経過観察を行うために術後指定日にご来院いただく必要がございます。
なお、来院回数は手術の規模により異なります。下記は一例です。
- 翌日~2日後
ドレーン(出血予防道具)を挿入している場合は摘出します。 - 5~7日後
抜糸を行います。なお、手術の場所によってはもう少し後になります。 - 14~20日後
病理検査を行った場合は検査結果のご説明を行います。悪性と判断された場合は、提携病院へご紹介します。
術後の注意点
- 手術当日
- 当日は、お風呂、シャワー、洗顔、洗髪は控えてください。翌日からは問題ありません。
顔の手術の場合の化粧は、施術部位以外は当日から可能です。 - 翌日以降の自宅処置
- 手術翌日より、シャワーの際に創部の洗浄を行ってください。創部は軽く洗浄して石鹸等はしっかり落として清潔に保ってください。
創部を乾かしたあと、ガーゼなどで保護してください。
基本的には創部の消毒は必要ありません。(必要な場合もありますが、その時はお伝えします)
よくある質問
術後に痛みはどれぐらいありますか?
手術の内容にもよりますが、当日~3日程度続くことがあります。
痛み止めをお出ししますので、コントロールが可能です。
病理検査はすべての腫瘍(できもの)で行いますか。
ホクロやシミ、イボのほとんどは良性腫瘍とよばれるもので、問題ありません。
経験豊富な専門医による問診やダーモスコピー検査、触診で悪性腫瘍が疑われた場合にのみ、生体検査を行っています。
予約を行った日にホクロを除去してもらうことはできますか。
ホクロの現状、皮膚の状態、位置を診察してからの判断となりますが、小さなホクロでレーザー治療が出来る等、可能な場合もあります。
必ず診察を行ってからの判断となりますので、予約時にお約束することは出来ません。
レーザーで治療を行うメリットはありますか?
レーザー治療の場合は、施術部位にピンポイントに治療を行えるので、正常な細胞を傷つないで安全です。治療後の腫れや痛みも最小限ですみます。
また、施術した当日より入浴が可能であり、糸で縫ったりしないため抜糸の必要もありません。
お肌の質感もトータル的に改善し、年齢・性別に関係なく治療が可能です。
敏感肌やアトピー体質の方も安心して治療を受けられます。