医療法人恵和会 恵和会総合クリニック

2階 内科・循環器内科072-889-1122
3階 整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科072-870-1612
6階 皮膚科・アレルギー科・形成外科・美容皮膚科072-874-1215

※美容皮膚科は完全予約制です。

皮膚科・アレルギー科・形成外科

紫外線療法とは

日光浴が乾癬をよくすることは昔から知られていました。人工光線による治療法も早くから開発され、古くはタールを外用後、太陽燈を照射する療法も行われてきました。
近年、紫外線の免疫抑制作用を利用して、過剰反応をおこしている皮膚の症状を沈静化させる光線療法(紫外線療法)が普及してきました。

紫外線療法には主にUVA(長波長紫外線)・UVB(中波長紫外線)・ナローバンドUVB療法の3種類に分類されます。

惠和会総合クリニックでは、ナローバンドUVB療法とさらに短い波長の紫外線を患部に照射できる、エキシマ光線療法を行っています。

紫外線療法で効果のある症状

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴った皮膚炎(湿疹)が繰り返し良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。

原因はまだ完全に明らかになっていませんが、遺伝的に皮膚の乾燥とバリア機能が低下していたり、環境的要因としてほこりの繁樹、食物やダニなどのアレルゲン、精神的・肉体的ストレスが影響していると考えられます。

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

尋常性乾癬とは、盛り上がった赤い発疹ができ、そこに銀白色の鱗屑(フケのような垢)ができてポロポロとはがれ落ちる病気です。

全身どこにでもできますが、頭皮・膝、肘など、外部からの刺激が強い部分に特に出やすく、約半数の方はかゆみを伴います。

白斑(はくはん)

白斑は、後天性脱色素斑です。斑の形は木の葉状、類円系のものから不規則な地図上を示すものまで様々ですが、境界ははっきりとしています。髪の毛のある部分に症状が現れた場合は、その部分の毛が白髪になることが多いです。

全身に現れ、対称性が見られる汎発型(非分節型)、1~数個の白斑が局所的に現れる限局型、皮膚の神経に沿って現れる分節型の3種類があります。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手の平や足の裏に膿をもっった膿疱ができる病気です。

治ったりできたりを周期的に繰り返すのが特徴で、出始めにはかゆみを伴うことも多いです。
また、約10%の方は関節や骨の炎症を併発し、痛むことがあります。

円形脱毛症

円形脱毛症は、突然ある部分の毛が抜け始め、円形の脱毛班が生じるという病気です。単発型、多発型、前頭脱毛症、汎発性脱毛症があります。痛みなどの苦痛を伴う症状はありません。

紫外線療法の施術方法

治療前に紫外線に対する感受性を調べて、効果・副作用を見ながら照射量を決めて治療を行います。

治療では痛みはまったくありません。照射後、保湿剤やビタミンD3(乾癬の場合)などの外用薬を併用します。
だいたい、週1~2回の照射で疾患により3~10回目から効果が出始めます。

紫外線療法施術風景

ナローバンドUVB療法

ナローバンドUVB療法

特徴
UVA(長波長紫外線)・UVB(中波長紫外線)治療と比較すると前処置が不要で、照射時間が短い点が特徴です。
ただ、広範囲に対する治療なので下着だけになっての治療となることもあり、照射回数も1週間に1~5回と定期的な照射治療を必要とします。

エキシマライト光線療法

エキシマライト光線療法

特徴
正常な皮膚への過剰な照射を防ぎ、部分的に残る皮疹や局所の再発などにピンポイントで治療を行うことが可能です。
また従来のナローバンドUVBよりも効果の高い短波長成分を、エキシマフィルターでカットすることでより安全に照射が可能となっています。

紫外線療法の症例

アトピー性皮膚炎 治療症例

アトピー性皮膚炎 治療症例1

約3回の照射で改善が認められる

アトピー性皮膚炎 治療症例2

約7回の照射で改善が認められる

尋常性乾癬 治療症例

尋常性乾癬 治療症例

約20回の照射でほぼ消失

尋常性乾癬 治療症例2

2回照射頃から明らかな改善を認め、9回で終了

白斑 治療症例

白斑 治療症例

照射2回終了時点から著名な色素の新生を認め、白斑辺縁の過剰な色素沈着はみられない

白斑 治療症例2

比較的早期から色素が出現し、白斑辺縁の過剰な色素沈着はみられない

掌蹠膿疱症 治療症例

掌蹠膿疱症 治療症例

18回照射頃から維持療法に

掌蹠膿疱症 治療症例2

5回照射頃から明らかな改善

円形脱毛症 治療症例

円形脱毛症 治療症例

8回終了時点で明らかな発毛を認め、1週間に1回、計20回で終了

円形脱毛症 治療症例2

6回程度から発毛を認め、1~2週間に1回、27回で終了

紫外線療法治療症例

紫外線療法が受けられない方

子供・妊婦・免疫抑制剤を使用中の方、皮膚がん・前がん病変のある方、光線過敏症の方、膠原病の方は、紫外線療法が受けられません。

また、下記に該当する方は、医師にご相談ください。

  • 心臓・脳障害などに障害がある方
  • 医薬品を服用している方
    (光線療法により過敏症を誘発する医薬品があります)
  • 化粧品・消毒剤などで皮膚がかぶれた事がある方

紫外線療法は、照射前に十分なテストを行いますが、それでも体質により過敏な皮膚反応を起こす事があります。

照射後に皮膚が赤く腫れる・熱が出る・症状が悪化した場合は、速やかに医師にご相談ください。

Top