胃がん、大腸がんは、例年死亡原因の上位を占めるにもかかわらず、バリウム検査(胃透視)が一般的で、早期発見につながる内視鏡検査はあまり馴染みがないのが実情です。

バリウム検査は「がん」等が形成した形状を撮影して判断しますので、バリウム検査で見つかるという事は、既にある程度病状が進行している可能性が強いという事です。早期のがんは粘膜面の微細な変化から始まるので、この変化を確認できるのが、内視鏡検査となります。

内視鏡検査というと「苦しい」とか「ツラい」というイメージをお持ちの方が多いでしょう。
鼻や口から診る上部内視鏡でも大変なのに、下部から診る大腸(下部)内視鏡なんてとんでもないというのが本音ではないでしょうか。

惠和会総合クリニックでは4月から内視鏡センターを開設し、1時間程度眠っている間に「診断から治療」まで済ませる、セデーション(静脈内鎮静法)を導入します。
目が覚めると眠っている間に検査はもちろん、「ポリープ」や「早期がん」の切除も終了しているという、患者様にストレスの少ない方法です。

地域の皆様の胃がん、大腸がんの早期発見に貢献できるよう努めて参ります。

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