大阪府 大東市 住道 内科 整形外科 リハビリテーション科 皮膚科 の惠和会総合クリニックです。

 

本日は足部のトラブルに対応した当クリニック整形外科・リハビリテーション科での取り組みや治療に新たな評価方法を取り入れましたのでご紹介させていただきます。

 

今までは整形外科医によるレントゲンの確認、理学療法士による触診・視診、動作観察にて中敷きの調整、姿勢・動作の改善などを行っていましたが、この度『フットプリンター』という器具が加わりました。

 

まず、フットプリンターとは何なのか(。´・ω・)?

 

一言で言えば、足圧を評価するもので足裏のどの部位に圧(主に体重)がかかっているのかがわかるのです!!

 

測定方法は簡単!

座った状態、もしくは立った状態から…

       

 

 

フットプリンターの上に立つ、もしくは乗ってもらうだけ!(だいたい15秒から20秒ほど)

測定者が足の周りをなぞって、なぞって…

   

 

完成品がこちら!!!

たったこれだけで足裏の圧が測定できてしまうのです!

こちらの足は土踏まず(内側縦アーチ)もしっかりあり足裏全体で体重を支えられていますね٩( ‘’ω’’ )و

理想的な足圧と言えるでしょう(^^♪

 

さてここからは実際に測定した中から選りすぐりの症例をお見せしたいと思います(^^)/

まずは…こちら!!

こちらの足は踵の部分が色濃く出ていますね…また、足趾は薄く特に右の小趾は完全に消えていますねΣ(・ω・ノ)ノ!そして横アーチ部分は若干濃くなっています。

踵部分が濃くなっているということは後方重心をとっており後ろに傾く傾向となります。そして足趾に体重がのせれておらず代わりに横アーチ部分で体重を支えようとしています。小趾が完全に消えているということは小趾に体重がのせれていないということになります。結果、開張足や外反母趾・内反小趾になったり足趾が浮きやすくなります。足趾が浮くと歩行の際にもしっかり蹴り出せず不安定になりやすい傾向にあるので注意が必要ですね。

 

続いてはこちら…

本来、土踏まずの部分は白いはずが…なんと両側共にきれいに青くなっていますねΣ(・ω・ノ)ノ!そして外反母趾も強いですね…このような場合は足の内側が落ちてしまって重心が内側を通っていると考えられます。母趾の部分でも色濃く出ていますので、タコ(胼胝)が出来ていることが予測できます…

 

このように自分自身ではなかなか気づきにくい所もフットプリンターで測定すれば一目瞭然!!!

 

上記のような症例に対して当クリニック整形外科・リハビリテーション科ではアーチパッドやオーダーインソール、ストレッチや筋力トレーニングを提供しております。足元をアーチパッドやオーダーのインソールで安定させ姿勢や動作を是非改善しましょう(^^)/

 

少しでも気になる事があれば是非一度、当クリニック整形外科・リハビリテーション科へお越しください(‘◇’)ゞ

リハビリテーション科 K☺

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